定番人気 雲上の八方池
今年も夏山のシーズンを迎え、手軽に気軽に行けるトレッキングコースを紹介したいと思います。
私の長男の友達を連れて行きました。
そこは白馬八方尾根です。
彼はアメリカ オレゴン州出身でアウトドア大好きのナイスガイです。
1998年冬季オリンピックが開催されたこともあり、アメリカ人の彼は白馬の名前は知っていました。
白馬のジャンプ場も見学でき、十分楽しめると思います。
実は私が会社を辞め、自分の会社を設立したのが1998年2月で、長野オリンピックを見て、特にスキージャンプの団体戦に力を与えていただいた記憶が鮮明で、白馬は私にとってとても大切な場所なのです。
概要
今回は北アルプスを望める最も気軽なルートである「アルペンライン」を利用します。
往復総時間5時間程度のコースとなります。
ゴンドラの八方駅へ向かいます。
八方駅の標高は770m。
ここから3本のリフトに乗り、一気に標高1830mの八方池山荘へ行きます。
約40分程度で到着します。
料金
アルペンライン 料金は大人往復2,900円 子供往復1,750円。
営業期間、時間、料金等はオフィシャルサイトを参照してください。
トレッキング
- 「ゴンドラアダム」に乗り、標高1400mの「兎平」へ。
- 「アルペンクワッドリフト」を乗り継ぎ、標高1680mの「黒菱平」へ。
- 「グラートクワッドリフト」を乗り継ぎ、標高1830mの「八方池山荘」へ到着します。
さあ、ここからがトレッキングのスタートです。
八方池までは約1.5km、標高差230m、片道1時間30分の道のりです。
八方池山荘でトイレを済ませ、出発です。
水分を持っていることも忘れずに!
(八方池までの途中、1か所だけトイレがあります 第2ケルン)
唐松岳(2696m)へのアプローチの途中、第1ケルンから八方池までが定番のトレッキングコースとして親しまれています。
八方池は標高2060mの雲上の池。
その神秘的な光景に、しばし疲れを忘れるほどです。
好天に恵まれれば、眼前に白馬三山の絶景を望むことができます。
黒菱平付近にはニッコウキスゲ、コバイケイソウ、八方池周辺にはチングルマ、マツムシソウなどたくさんの花々が見かけられます。
高山植物を楽しみながら、ゆっくりと行きましょう!
注意事項
最後に、高原は寒暖の差がありますので体調管理に気をつけてください。
八方駅では好天でも山の天気は大きく違う場合があります。
標高2000m以上の八方池までのトレッキングでは、気象の変化に対応できるように半袖、長ズボンで行動し、長袖をバックパックに用意しておきます。
また、雨の場合に備えてレインコート、ヤッケの類も用意しておきます。
気軽なコースだからと言って山をなめてはいけませんよ!